会長挨拶

この度、第12回日本臨床栄養代謝学会(旧日本静脈経腸栄養学会)中国四国支部学術集会を2021年9月25日に高知市にて開催させて頂くこととなりました。本学会は1998年に高知医科大学副学長であられた故小越章平先生が初代理事長として研究会から発展して参りました。高知は栄養学のおひざ元で御座います。しかし2020年より、一般社団法人日本静脈経腸栄養学会から一般社団法人日本臨床栄養代謝学会へと名称が変更となりました。これを踏まえまして、支部組織の再編成が行われ、中国支部会は四国支部会と合同し「中国四国支部会」として活動することとなり、今回から支部会の学術集会も合同開催となります。ただし、2021年までは移行期間なので旧中国支部学術集会と旧四国支部学術集会がすでに運営を企画しているためそれぞれの支部で開催することになっており、旧四国支部としては最後の開催となります。

2018年に診療報酬改定が施行され、本当に必要な中小の病院でも栄養サポートチーム加算が申請できるようになりました。この改定から2年が経過し、それぞれの病院で栄養サポートチーム(NST)による様々な活動が定着しつつあると思います。今回は日本における栄養療法の原点に戻り、テーマを「栄養は土佐の山間より」と致しました。地方においてNSTはまだまだ黎明期であり、NST活動を発展させるためにどのように多職種間の連携を築いてきたか、そしてより良いNSTにするためには何が必要なのかを議論したいと考えております。本会では、普段話し合えないような臨場感のある討論を期待しております。そして、四国支部として開催される最後の学術集会ですので、テーマにこだわらず日常経験された貴重な症例報告や課題も含めて、臨床栄養に関わる広く多くの演題のご応募をお待ちしております。

高知医療センター 消化器外科 科長
岡林 雄大

© 第12回日本臨床栄養代謝学会四国支部会学術集会